演奏室の防音工事は遮音性能が大事なことは言うまでもありませんが、室内の音の響きも大変重要です。遮音性能を高めると今までは抜けていった音が遮音壁にはね返って室内で反響します。これを拡散したり吸音したりして音響を整えます。
反射音の拡散や吸音には色々な方法がありますが、playtoneではこの度新しい音響コントロールウォールを製作いたしました。無垢の木材を使用して拡散と吸音を同時に行うことができます。
6年前に防音室を作らせていただいたお客様が隣室も防音工事をしたいということになり、既存の防音室の出入口の位置を変えることになりました。(これはこれで結構大変な工事です。)
上の2枚の写真のように、出入口の防音サッシを移設して、その開口部は遮音壁を新設しました。今回はこの遮音壁に新開発の音響コントロールウォールを取り付けました。
いかがでしょうか? 少し跳ね気味だった高音~中音が整えられて室内の音響が大きく改善いたしました。インテリアデザイン的にも壁のアクセントとなりお客様にもご好評を頂きました。
playtoneではお客様のご希望やお好みを細かくお聞きして、最適なプランをご提案いたしますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。