01. リビングルームと一体感のある演奏室

これまでは防音無しでアップライトピアノと声楽の練習を行っていましたが、下階の居住者様から音のクレームが入ってしまいました。演奏時間を調整したり市販の防振台を購入したりしたものの、根本的な解決策とはならず、防音工事のご相談を頂きました。

現地調査を行い、様々なお話をお聴きいたしました。グランドピアノを購入する予定があること、奥様が声楽、ご主人がフルートの練習もするため、グランドピアノ+αの広さが欲しいこと、演奏時間を気にせず練習がしたいこと、リビングルルームと一体感のある演奏室にしたいこと等々。お部屋が和室でしたので、押入れ部分も演奏室として広げることによって防音室の面積を確保して、リビングルームとの境には開口の広い防音サッシを取り付けて一体感を得ました。音のクレームも解消し、今では気兼ねなく演奏を楽しまれているとのことです。

02. 東京湾が見渡せる新築マンションの演奏室

東京湾が見渡せる新築マンションの演奏室です。ピアノから打楽器まで様々な楽器を演奏なさるご夫妻ですが、ご主人のお仕事上、演奏時間が不定期になるために他の居住者様に迷惑が掛からぬよう、防音工事をご希望されました。マンション売主様、建設会社様、設計事務所様のご協力でマンション建設中に防音工事を施工することができました。

これにより解体作業の必要が無く材料を無駄にすることもなく、マンション引き渡しと同時に防音室も完成引き渡しとなりました。完成時の遮音測定では上階では Dr-70、下階は Dr-65 となり安心して演奏できるお部屋が完成いたしました。

03. 2台のグランドピアノが並ぶ演奏室

横浜山手の高台に建つ木造1戸建てです。ご自宅を新築して、1階を演奏室(11畳)とビルトインガレージにします。建物の設計段階から参加させていただくことで、お部屋の形状や窓の種類、床の構造など遮音性能と音の響きにこだわった演奏室を作ることができました。

ベヒシュタインとヤマハの2台のグランドピアノを並べて置くことを前提に、縦長の2つのFIX窓や建物の構造上一部張り出す耐力壁の位置をハウスメーカーの設計担当者様と決めていきました。壁を一部斜めにすることによって、音を拡散させ悪い響きが起こらないようにしています。またフローリングは無垢材を使用することで、これもまた響きの良さに貢献しています。完成後の遮音測定ではすべての隣地境界線でDr-60以上となりました。木造家屋の防音室として最高レベルの遮音性能となっております。

04. 都内のマンション内のクラリネット教室

都内のマンション内のクラリネット教室です。ご自宅内でのレッスンのため、上下階への防音と共にご自宅内での防音も気になります。

5 畳ほどのお部屋で楽器がクラリネットですので、遮音性能はもちろん、楽器の響きもこだわりました。平行面の少ない壁により悪い反射音を発生させないようにし、フローリングは無垢材のウオールナットを使用して響きの良い空間を作りました。またインテリアはお客様がお選びになった壁クロスの色合いがウオールナットのフローリングと共に落ち着いた雰囲気を醸し出しています。

05. 木造1戸建ての和室を防音室に

築32年、木造1戸建ての和室で防音工事です。6畳間+床の間、押入を解体して全体を防音室にします。とは言うものの、木造家屋の場合、構造的に取り去ることができない柱が出てくることがあります。そんな時はその柱を残しながら使いやすいプランを考えていきます。今回は奥様が教えるピアノ教室がメインですが、ご主人様が演奏するギターのアンプや機材を置くスペースとして、この柱周りを活用しました。また柱にハンガーフックを取り付けて、生徒さん達の衣類を掛けられるようにしました。

リビングダイニングに面した壁には2重防音サッシを取り付けて、ピアノや大きな家具の搬入を可能にして、こちらとは別に生徒さんの出入口を作り、プライバシーを保っています。

築32年ともなると、基礎の問題や梁など構造物の補強が必要となってきます。今回はそのあたりもしっかりと対応させていただきました。

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