防音工事のヒント・GL工法

横浜のマンションでピアノ室を施工中です。

今年は横浜市の工事が多いんですが何故でしょうか?
横浜はピアノを弾く人が多いのかな?と思い調べてみると・・・
総務省の調査(社会・人口統計体系2008)によると神奈川の1000世帯あたりのピアノ所有台数は271台で全国27位でした。後ろから数えた方が早いですね(それでも27%の家にピアノがある!)。
1位はどこかと言うと・・・栃木県です!なんと354台。

来年はplay tone栃木支店を作ろうかな~(笑)
神奈川県はマンションが多い、新興住宅地が多く隣接している、などの住環境の問題が大きいのかもしれません。

話は戻って下の写真。現在工事中のお部屋を解体した壁の写真です。

壁に沢山付いている物体がGLボンドと言ってこの手前に石膏ボードなどを貼って壁を作ります。
この工法がGL工法と言うものです。比較的ローコストで施工も楽なことからマンションでは多く使われています。
・・・がしかし!このGL壁が上の階、下の階、お隣へ・・・音を伝えてしまうのです。
場合によっては通常の話し声さえ伝わることがあるんです。

そのためplay toneではGL壁はもちろん、天井や床も一度解体し遮音に悪影響を及ぼすものはすべて撤去してから工事を行います。このため高い遮音性能とともに部屋の広さ、天井の高さを確保できるのです。
防音パネルを組み立てるような簡単な工事ではありませんが高い遮音性能を持つ防音室には必要なこととなります。

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