防音工事の要、防振浮床

防音工事の要(かなめ)と言えば、やっぱり浮床です。
部屋の中の音、振動を躯体に伝えにくくするために必ず必要になります。

fusyo

完成するとこんな感じです。ダークな床とホワイトの扉のマッチングが美しいですね。(自画自賛!?)
防振材~仕上げ材(フローリング等)までの高さが12cmくらいになりますので、工事前の床が2重床では無い場合、この写真のように段差が出来てしまいます。
確かにバリアフリーのほうが良いことは確かですが、浮床無くして防音無し・・・です。

じゃ~ん!!
浮床断面初公開です!
一般住宅やマンションの場合は合板やプラスターボードを積層します。スタジオやホールではコンクリートの浮床を作りますが、一般住宅やマンションの場合は躯体の荷重制限が低いためコンクリートを使うことが出来ません。下の方の黄色い層が吸音材でこの中に防振ゴムが配置されています。このゴムは浮床の重量と部屋に入る楽器、人の重量から計算し選定した防振専用のゴムとなります。

防音工事のお値段は確かに安くはありません。
けれど、床だけでもこんなに沢山の材料を使っているのです。
こうすることによって、完成後は気兼ねなく演奏を楽しむことができるのです。
どうでしょう?防音室を作ってみませんか?

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