防音工事のヒント・「クローゼットはどうなるの?」

「防音工事をする時、今のクローゼットはどうなりますか?」

よく聞かれる質問です。

ご自宅にピアノ室などを作る場合、余程部屋数に余裕がある場合を除いて防音室の中にも収納が欲しいものです。

今回は2つの方法をビフォーアフター画像でご紹介します。

1つ目は既存のクローゼットを解体して防音室の中に新たにクローゼットを作る方法です。

≪before≫

 工事前のお部屋です。左の斜めの扉の中がウォークインクローゼットになっています。

このクローゼットを含めて部屋全体を解体します。

そして床、壁、天井の浮遮音層を作った後、クローゼットを作ります。

≪after≫

「斜めで使いづらかったクローゼットは匠の手により見事譜面用の本棚と衣類のクローゼットへ生まれ変わったのです。」・・・

冗談はこれくらいにして

このお部屋の場合は入口扉の場所も変更して部屋幅いっぱいの本棚・クローゼットを作りました。内部の設計は奥様に手書きのメモを描いていただいたものです。

2つ目は既存の収納をそのまま残す方法です。

≪before≫

今度はなんと和室の押し入れです。

まず畳を上げて、床を補強して床、壁、天井の浮遮音層を作ります。

この時、新しい遮音壁の押し入れ部分は大きな開口部として2重防音サッシを入れます。

≪after≫

ふすまははずしてサッシの内外にカーテンをつけました。サッシの中に上の写真と同じ柱が見えると思います。内部のカーテンを開ければ元の押し入れが出てきます。

2つの方法を比べてみると

1.は、遮音性能が高い。内部を自由に変更できる。違和感が無い。などのメリットがあり多くはこちらのタイプで施工しています。また、扉の有無やデザインによって音の反射も考慮することができます。

2.は収納部分のスペースが施工前と変わらないので広く使えるメリットがありますが、サッシが壁の代わりになるため遮音性能が下がることとガラスサッシによる反射音の問題、コスト高という心配もあります。

このようにplay toneの防音工事は防音性能だけではなく、お客様が使いやすいお部屋になるように様々なご相談ができます。どんどんご要望をお伝えいただいて、気持ち良く過ごせるお部屋を一緒に作っていきましょう。

最近の施工例を見る>